パソコンを使うにあたり、いろいろな場面でパスワードを要求されます。
パスワードの重要性はすでにご承知と思いますので、ここではふれませんが、ではそのパスワードを決めるときみなさんどのように決めていらっしゃるでしょうか。
よくあるのがその場で思いついて決めるパスワードです。自分ではそのときは忘れないつもりでいるのですが、まず「必ず」忘れます。
パスワードはせいぜい5個以内にとどめるべきです。
そしてそれは自分の頭の中にしっかりインプットして、家族にも内緒の最高機密レベルに保ちましょう。
あまり重要でないものには単純なものを設定し、重要度が上がるにつれ、複雑なものを設定します。そうすれば自分でどのパスワードを設定したか忘れてもいくつか試せば必ず当たるはずです。当たらなかったらあきらめてもかまわないというくらいの気持ちでいましょう。
複雑なパスワードを付けなければならない場合にどうしてもメモする必要があるときはパスワードそのものをメモしないで、「親戚の家族の頭文字を並べた後ろに以前乗っていた車のナンバーをつけたもの」とか書いておけば、仮に盗まれても盗んだ方は訳がわかりません。
もちろんわかりにくいパスワードを付けるのは当然ですが、自分までわからなくなってしまうのは本末転倒です。
自分が覚えやすく、他人には推測されにくいパスワードを数個だけ持ち、それを絶対に漏らさない、というのが賢いパスワード管理です。