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バックアップメディアはなにがいい

バックアップの重要性については別の機会に書くとして、バックアップのメディアにはないがいいのでしょう。
容量の観点から見ますとハードディスクになると思います。
耐久性から見るとどうでしょう。CD-Rは寿命が数十年程度と言われています。DVD-Rも同様のようですが、粗悪品では1年も持たないものがあるようです。
MOディスクは長期保存に強いと言われていましたが、今や過去のメディアですので現実的ではありません。
いずれにしてもちょっと表面を傷つけただけで全部のデータが読めなくなるリスクは大きいです。
そうなるとやっぱりデータ保管にはハードディスクということになります。しかし、ハードディスクもいつか必ず壊れるという宿命を持っています(これ、重要です)。ではどうするか。世代世代で引き継いで行く以外にありません。
同じデータを保存してあるハードディスクはPC内蔵のものも含め最低2台。内蔵、外付けは両方またはどちらか1台だけでもRAID1(ミラーリング)にすることをお勧めします。2台に同じ内容が常に存在するようにバックアップソフトなどで工夫し、1台が壊れたら速やかに新しいものをつなぎ、常に2台以上のハードディスクにデータが存在するようにします。そして将来新しいバックアップメディアが出てきたときはそちらに移動し、また同じように受け継いで行くようにします。
長期保存にもっとも向いているのは紙だと言われています。記念写真の保存なんかは印画紙に焼くのが一番なのかもしれないですね。