ジャガー・ルクルトスーパーコピー時計は、1930年から複数のタイムゾーンを同時に表示できるタイムピースを製作しています。デュアルタイムウォッチから、ジオグラフィークや傑出したキャリバー948 ワールドタイマーに至るまで、時がまさに普遍的なものであることを表現しています。2022年、ジャガー・ルクルトは、「ユニバーサルタイム（世界時間）」を芸術的観点から新たに解釈した壮麗なタイムピース、マニュファクチュールのメティエ・ラール®工房の職人たちによる見事な技巧で装飾されたマスター・グランド・トラディション キャリバー948を発表しました。
・ ワールドタイムコンプリケーションの新たな表現が、芸術性と技術力を1つに結びつけます。
・ マニュファクチュールのメティエ・ラール®工房の複数のスキルを組み合わせて、70時間をかけた作業の成果として、ドーム型のオープンワークのエナメル製ダイヤルが製作されます。
・ ユニバーサルトゥールビヨンは、60秒で回転し、24時間でダイヤルを一回転させます。
長きにわたる計時の歴史において、タイムゾーンは比較的最近の概念ですが、あらゆる時間計測と同様、天文学にその原点があります。1日24時間の経過は太陽周期が基準となっています。この周期は地球の自転と、太陽を周回する地球の軌道によって算出されます。したがって、昔の航海士や探検家が発見したように、場所が異なると、日の出と日の入りの時刻も異なります。18世紀の海上貿易や19世紀の鉄道交通の発展により、計時の標準化、すなわち、一定の地理的地域内では時計を同期させることが必要であり、また世界的な基準の構築も必要であることが明確になりました。
1884年の国際子午線会議において、世界の時間算出の基準として、ロンドンのグリニッジ天文台を本初子午線（経度0°）とすることが決定されました。経度はグリニッジから東西それぞれ180°まで算出され、世界日が平均太陽日となりました。平均太陽日とはグリニッジの真夜中0時から次の日の0時までのことで、グリニッジから東西それぞれ計算されます。そのため、午前（am）、午後（pm）という呼称が用いられるのです。このような計時法が後に正式なものとなり、24の主要なタイムゾーンが誕生。各ゾーンは経度15度と定義されました。
ジャガー・ルクルトは、キャリバー948を製作した際、初めてワールドタイムコンプリケーションをフライングトゥールビヨンと組み合わせました。さらに、ユニバーサルトゥールビヨンは、平均太陽日の長さである24時間でダイヤルを一回転させます。ジャガー・ルクルトの専門技術を見事に具現化した自動巻キャリバーは、マニュファクチュール内で考案、設計され、すべて自社製造されたものです。壮麗な新しいデザインのワールドタイムコンプリケーションは、優れた技術力はもちろん、装飾工芸におけるジャガー・ルクルトの芸術的な創造性と卓越性を披露しています。
JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) 2022新作 メティエ・ラール®がユニバーサルタイムを美しく解釈。ジャガー・ルクルト「マスター・グランド・トラディション キャリバー948」
ダイヤルで表現される時の世界
時間計測の奥深さと複雑さをさりげなく表現するダイヤルは、複数のパーツで構成されています。中央には、ワールドタイマーの伝統に合わせて、北極点から見た世界地図が配されていますが、この地図は、従来の平坦なイメージとは異なり、北半球の経度と緯度が形成するドーム型スケルトン上に配されたダイヤルのベースの上に浮かんでいます。マニュファクチュールのメティエ・ラール®（希少なクラフトマンシップ™）工房の熟練した職人たちが製作した大陸の輪郭は、ホワイトゴールドのシートから切り出されたもので、シャンルヴェ・エナメルで装飾が施されています。
文字通り「隆起した土地」と訳されるシャンルヴェは、およそ2500年前に最初に行われた古代の高貴なエナメル技法です。熟練した職人が、まず最初に目的のイメージの輪郭 - この場合は北極から見た大陸の形 - と一致するように未加工の金属にくぼみを彫っていきます。次に、このくぼみは元の表面と同じ高さになるまで複数のエナメル層で満たされます。各層はそれぞれ高温で焼成されてから次の層が注がれます。完成したエナメルの表面には、主要な大陸を細密画で再現したディテールが表現されており、さらに人々を引き付ける魅力と洗練性を添えます。
新しいマスター・グランド・トラディション キャリバー948の場合は、1つのドームのエナメル加工に55時間の作業が必要となります。直径わずか25.5mmの各ダイヤルは、小さな優れた芸術作品であり、製作には合計約70時間の入念な作業が必要となります。
ドームの下に配され、海を表現したダイヤルのベースは、ギョーシェ彫りによる波模様の上に半透明の鮮やかなブルーのラッカーが塗布されたディスクで、波模様は海の動きと月が潮の干満に与える影響を表しています。地図の片側に配された円形の窓からは、フライングトゥールビヨンがまるで青い海の上を軽やかに浮かんでいるかのような光景が広がり、60秒で一回転します。
JAEGER-LECOULTRE(ジャガー・ルクルト) 2022新作 メティエ・ラール®がユニバーサルタイムを美しく解釈。ジャガー・ルクルト「マスター・グランド・トラディション キャリバー948」
従来のあらゆるワールドタイマーと同様、各タイムゾーンは都市名で表されており、中央のダイヤルを囲むリングに配置されています。都市リングの外側には、2つの固定式同心リングが配されています。24時間表示には、植字された数字とレクタンギュラーのインデックスが付いており、ブルーラッカー仕上げのリングにレーザーで刻印されたミニッツトラックは、青い海と見事にマッチしています。地球の自転を模倣したドーム型の地球地図が、ユニバーサルトゥールビヨン、都市リングと共に、24時間で完全に360度回転し、各都市には常に正確な時刻が表示されます。
マスター・グランド・トラディション キャリバー948は、読みやすさも抜群です。都市名の隣にあるリングに示される時刻は、その都市のゾーンの時刻です。操作も簡単で、時刻をリューズで設定すると、世界中のすべてのタイムゾーンが同期されます。新しい目的地に到着したら、ローカルタイムを同じリューズで設定します。これにより、時針のみが1時間単位で前後にジャンプしながら動き、分と秒も正確に動き続けます。
マスター・グランド・トラディションのケースが、ダイヤルを見事に引き立てています。80個以上もの部品で構成された凸型ベゼルが、ラグの幅広い面取り部分と見事なコントラストを成し、ラグの中空になったサイドが、ダイナミックなテンションをプラスしています。表面それぞれにマイクロブラスト、ポリッシュ、サテンブラッシュといった異なる仕上げが施されることで、光を最大限に捉えています。
芸術と時計製造技術が見事に融合した新作、マスター・グランド・トラディション キャリバー948は、イノベーションを突き進めていこうとする情熱と伝統に対する深い敬意との絶妙なバランスを維持していくことに対するジャガー・ルクルトのこだわりの証となっています。
Master Grande Tradition Calibre 948
マスター・グランド・トラディション キャリバー948
Ref：Q52834E1
ケース径：43.00mm
ケース厚：14.13mm
ケース素材：ホワイトゴールド
防水性：5気圧
ストラップ：アリゲーター、フォールディングバックル
ジャガー・ルクルトコピー時計ムーブメント：自動巻き、Cal.948(ジャガー・ルクルト製)、48時間パワーリザーブ、毎時28,800振動
仕様：時・分・ワールドタイム(24のタイムゾーン)・24時間表示、ユニバーサル フライングトゥールビヨン、ギョーシェ彫りによる波模様の上に半透明のブルーのラッカー塗布、シャンルヴェ・エナメルで装飾されたスケルトンのドーム構造
限定：世界限定20本
価格：200,000ユーロ